三峯神社 1 〜 狼狛犬

休みを代わってもらい、奥秩父を旅行してきました。

(関ちゃん どうもありがとう)

三十槌の氷柱(みそつちのつらら)〜秩父湖三峯神社を巡って来ました。
テーマに沿って、写真を順次公開していきます。

さて、オオカミ信仰発祥の地 といわれる三峯神社です。それぞれに置かれた狛犬が、よく見かける犬とは違いオオカミです。


特徴としては、この尻尾。
そもそも狛犬の由来は、インドで仏像の横にライオンの像を配置したことだと言われていますが、日本には、ライオンがいないため、「高麗から来た犬」から「こまいぬ」が出来たと言われています。

日本犬の特徴でもある”巻き尾”が、よく見かける狛犬の特徴になりますが、
ここ、三峯神社の狼狛犬の尻尾には、狼を思わせる”垂れ尾”が表現されています。
詳しくは、1月13日付け 狛犬 のブログも参照して下さい。


冬期は休業中の三峯山博物館では、世界に4体しか無いという オオカミの毛皮の最高級品が展示されているそうです。


色々調べてみると、特に神犬信仰といわれ、神として崇められるのは、この三峯神社をはじめ、秩父のオオカミだけらしいということがわかりました。



日本武尊が東征の帰り道、山犬または白いオオカミが現れて道案内をしたといわれています。他にも山火事から日本武尊を救い出したという話もあります(宝登山縁起)。ただし、いずれの話も古事記日本書紀には記されていません。



参照 オオカミ信仰とは
  『神社ウォッチング』 外山晴彦 東京書籍 


犬好きの私としても 大変興味深い神社でした。
(そのうち、狛犬で論文が書けるかな? 笑)




※※ 今後コンテスト入賞作品が掲載されているページは、著作権が移行されるため、予告なく削除されることがあります。
ご了承ください。





※ 画像の無断転載・複製を禁じます。