儒教の教え 五常の滝と剣道袴

人として常に守るべき五つの徳のことを儒教では五常(仁、義、礼、智、信)といいます。


日高市にあります五常の滝 落差12M


さて、剣道袴には前に五本の襞(ひだ)がありますが、
これは、「五倫五常の道を諭したもの」とされています。

五倫とは、儒教における五つの基本的な人間関係を規律する五つの徳目

君子の儀・父子の親・夫婦の別・長幼の序・朋友の信



そして、仁、義、礼、智、信の五常




また、後ろの一本の襞(ひだ)は男子として二心のない誠の道を示したもの。
袴の襞にある五倫五常の教えを理解し、厳しい修行を重ねることにより、自然に礼儀作法が身につき、高い精神的境地にまで至る・・。


剣道袴には、このように大変重い意味があるのです。


試合前には、この袴の襞を整えるべくしっかりとアイロンがけを行いました。


今では、いい思い出です。




不動明王



これからも 強く・たくましくあれ














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