文鳥

桜文鳥ミカゲの飼育日記

今日は、登山に行く予定でしたが、朝からすごい強風のため予定を断念。
することもなく、家でゴロゴロしたあげく、ふらっと買い物に出た先で
なんと、桜文鳥の雛を買ってきました。

またまた家族が新しく増えました。

紹介します。桜文鳥のミカゲちゃんです。





何で 文鳥なのかというと、私の大好きな文豪夏目漱石の作品のひとつにある「文鳥」というのを読んで以来 文鳥を飼いたかったのです。

<さすがに文鳥は軽いものだ。何だか淡雪の精のような気がした。>
夏目漱石 文鳥 より。



有名な猫をはじめ、犬などペットをよく飼っていた漱石が、特にかわいがっていたのがこの文鳥でした。

文鳥がえさを食べる姿をこう表現しています。
<すみれほどな小さい人が、黄金の槌で瑪瑙の碁石でもつづけ様に敲いているような気がする。>




漱石は、どうしてこれほどまでに文鳥をかわいがったかというと・・。
文鳥が自分を見たとき、自分はふとこの女(数行前より;昔し美しい女を知っていた。とあります。)を思い出した>
と、あるように、昔好きだった女性に文鳥が似ていたようです。




たいへん人懐っこいミカゲちゃん。
お兄ちゃんの手の上で眠りたくて、かごの中で暴れたりもします。
出してあげると、おとなしく手や肩の上にいます。



生後2ヶ月くらい。
昨年のクリスマスイブが誕生日らしい。

赤ちゃんの羽は、いつごろまであるのでしょう。

また少しずつ、このミカゲちゃんの飼育日記もアップしていきます。

文中<>内 夏目漱石 「文鳥」より。

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